悪戦苦闘の日々 Let's Revise Cooling!!


はじめに

先日、例によって(またまた)筐体のカバーを外して作業しましたです。
Heart 3号君なんですけどね。理由はこちら
んでですねぇ、あることに気がついた訳っすよ。

吸気の量が足りない。

FDDとかCD-ROM Driveとかの隙間に吸い込みによって着いたことが明らかな埃が大量に付着しておりました。
現在のHeart 3号の吸・排気の状態は

であります。排気4,吸気2です。これでは吸気不足になりがちです。
しかし、初めの状態、つまりP12052SB-45Bを使っていた場合にはこれほど顕著では有りませんでした。
なぜなら、電源FANは電源内部を冷却しながら空気が通って来るため、流路抵抗が少なく有りません。また、Fron FANFrontベゼルが間近にあるために流路抵抗は大きい。それに対し、Side FANはヒートシンク以外に風の通過を妨げるものが無く、またこのヒートシンクも抵抗があまり大きくないので、全体のバランスが取れていたものと考えられます。
然るに、CPUSEPPからPPGAに交換した時にヒートシンクもP12052SB-45BからPFH6035ACに交換せざるを得ませんでした。このPFH6035ACP12052SB-45Bに比べ抵抗がかなり大きそうに見えます。サイズも違いますし。
このヒートシンクの差が吸気量の不足に影響しているに違い有りません。

で、手持ちのヒートシンクをふと見ると、当然のことながらP12052SB-45Bが二つ余ってます。
これを使わない手はあるまい、ということで今回のテーマ“Let's Revise Cooling”となるわけです。
要するに、PPGA Celeron with MS-6905DP12052SB-45Bを使おうっ! ってわけ。
(これでPFH6035ACが余れば、それはBP6Heart 5号君にまわせるし。;-p )

 

 

導入部

さて、問題はである、如何にしてP12052SB-45MS-6905Dに固定するかである。
かつて一度考えたことがあったのだが、断念した。ってより、面倒くさくなってポイした。(^^;

だが、今回はそうもいくまい、ということで色々考察。

その1SEPPの場合と同様に、MS-6905Dの長辺方向とP12052SB-45の長辺方向を合わせる。
[これが最も“当たり前”の方法ですね。しかし、問題もあります。]

  1. MS-6905Dのネジ穴とP12052SB-45のネジ穴が合わない。(たぶん)
  2. MS-6905D上のコンデンサやジャンパ等がCPUよりも高くなるため、シンクが当たる。

1についてはどうしようもありません。このためにSEPPと同様な位置にネジ用の穴が開いている変換板を購入する方もいらっしゃるようです。
2を解決するために、コンデンサやジャンパを変換板の裏面へ付け替えている方もいらっしゃるようです。
うーむ、これをやったとしても固定方の問題が・・・

と言うことで、熟考の結果「その1」は却下にしました。

その2 : MS-6905Dの長辺方向と垂直にP12052SB-45の長辺方向を配置する。
この方法ですとコンデンサやジャンパは邪魔になりません。その上、P12052SB-45のフィンの向きがMS-6905Dの長辺方向と同じになりますので、Socket 7 (or 370) 用の固定金具が使用できる可能性があります。
決まりじゃん、決まりじゃん、決まりじゃんっ!
これで行ってみることにしましょう。

この写真を詳細にご覧下さい。(クリックすると大きな写真が見られます。まだ見難いですが。)
これがP12052SB-45の裏面です。まだPentium U固定用のピンが立っていますが、それは既に抜いてあります。
それ以外に問題なのは、裏面が平らでは無いのです。銀色に見える部分が雌ねじのためにステンレス(と思われるもの)が打ち込んである部分です。(アルミではすぐにネジ山がナメてしまうからでしょう。) ちょうどこのあたりに段差が有ります。つまり、銀色の部分の内側だけが若干高くなっているのです。この高くなっている部分だけがCPUに当たるようにしなければなりません。そして、その状態でM/B上の他のものに当たらないことを確認しなければ。

ということで、取り敢えずPFH6035ACの固定金具を使用してP12052SB-45を固定し、Tekram P6B40D-A5SLOT 1に差してみました。
結果は・・・・・・・
O.K.です。完璧です。No Problemです。全く問題有りません。これでGo Go Go!!!! です。

んでは早速次の行程に進みましょう。 (^ー^)

 

 

ダクトの工作

へへへ、例によって工作です。またしてもボール紙です。
さてさて、どの様な形状のダクトにしましょう。

これまでは、P12052SB-45の場合もPFH6035ACの場合も、Side FANからM/Bへ直線的に風を送れば良かったわけです。
PFH6035ACは六角形のピンが立っているタイプでしたし、P12052SB-45はフィンがSide FANからM/Bの方向に平行になっていましたから。ところが、今回はフィンがこれまでの方向とは90度変わるわけです。つまり、Side FANからM/Bの方向に対して垂直になってしまいます。ゆえに、ヒートシンクとSide FANを単純に繋ぐようなダクトでは不可なわけです。
Side FANからの風を一度直角に曲げてやる必要があります。イメージ図を下に示します。

この図の上側が従来のシンクとFANの位置関係です。Side FANからの風はまっすぐにシンクのフィンを通り抜けてゆきます。
下が今回の場合です。フィンとSide FANからの風が直角になっているため、風を90度折り曲げるようなダクトが必要となります。

んでは、そのようなダクトを製作することに致しましょう。

 

 

完成したダクト

んでは完成したダクトをお見せしましょう。

まずは完成した姿から。

(CPUなんて影も形も見えません。シンクですら端っこだけ。)
ボール紙でシンクを覆うような感じになっています。
材料は勿論ボール紙な訳ですが、Win 2000β3が入っていた封筒状のアレです。
宛名シールを剥がした痕跡がありありと。

M/BSLOT 1に差したところ。

今回は形状が複雑なので二分割タイプとしました。
これはコの字型にシンクを覆っている部分。
この上に漏斗型のFANとの接合部が載ります。

ちょっと近づいたところ。

画面上、手前が電源部分ですが、風はこちらに吹いてくることになります。
この筐体は電源の直下にHDDベイが1分ありまして、その冷却には最高ですね。
もっとも不安だった位置が、最も冷える位置に様変わり。
一方、拡張カード類の冷却は若干心配ではあります。

反対側 (拡張カード側) から見た写真。

固定用の金具が見えていますね。
シンク上部の逆三角形 (▽) のボール紙はおまじないです。(^^;
シンクのCPUと接している部分はかなり下側に偏っているので、風がCPUと接している付近を十分に通るようにこんな工夫をしてみました。
効果があるかどうか・・・・・

Side FANとの接合部分を載せたところ。

シンクの幅よりFANのサイズの方が大きいので、このように漏斗型になります。

逆から。

おまじないがはっきり見えますね。

アップ。

風は漏斗型の接合部分から入り、画面上部の空洞を通ってシンクへ流れるようになっています。(たぶん。)
これでかなり流路抵抗は低減すると考えられます。

 

この配置にして嬉しい誤算がありました。
最初の写真に有りましたように、P12052SB-45にはPentium U固定用のピンが立っていました。当然、邪魔になるので外しましたが、この穴はシンクを貫通していたのです。熱結合的には穴の面積の分だけ不利になるのですが、この穴に温度センサーを突っ込むことによって、CPU表面の温度を直に測定可能になりました。これまではシンクの温度を測定していたことになるわけですから、かなり信頼性は向上するのではないでしょうか。
ただし、シンクも変更になり、測定位置も変わったので比較しようがないんですが。

 

 

おまけ (ついでに)

取り敢えず、ということで使用したPFH6035AC付属の固定金具はCL57Cという奴で、PFH用 (ベース厚6.5 mm用)”だそうです。一方、通販で入手可能なもう一種類の固定金具CL57Aは“P5060L/P5060W用 (ベース厚3.5mm用)”だそうです。ALPHAに問い合わせたところ、

P12052SBのフィン隙間に2点共、入りますがベース厚から考えるとCL57Aとなります。
P12052SBはベース厚が4mmですのでCPUに標準よりも力が掛かることになります。」

だそうです。そんな「標準よりも力が掛かる」なんて全然O.K.だよん。
それでは、ということで
CL57Aを購入することにしました。

問い合わせの際、
Socket370からヒートシンクが半分以上出てしまうことになりますが、大丈夫ですか?(ご使用のM/Bは?)
なんてご心配下さいました。いやいや、細かいご配慮、痛み入りまする。

ついでといってはなんなんですが、あまったPFH6035ACHeart 5号君のBP6に利用するため“インテーク6016 (スペサー付)”も購入しちゃいました。
日和ってますね。ボール紙細工やゴムスペーサーはどうなったんでしょう?
注文の際に、FAN固定用のネジが付属するかどうか確認しましたら、
「インテーク
6016(スペーサ付)には、ネジは付属しておりませんがご希望であればご注文の際にメールをいただければ同梱いたします。」
と言っていただきましたので、お願いしちゃいました。いやはや、ラッキー。

 

ということで、Heart 5号のBP6PFH6035ACwith 4600 rpm高速6 cm FANを装着いたしました。
(例のボール紙による排気ダクトは流用して。)

そしたら、56℃も冷えちゃいましたよ。
さすがだね、流石だね、りゅうせきだね〜
VDP-12の購入代金は高速FANを買ったと思って諦めることにいたしますです、はい。

 

 

終章

まぁまぁまぁ、これでかなり冷却はReviseされたことでしょう。
「今更こんな涼しい季節に」って突っ込みには耳を貸しません。はい。

久しぶりにHeart 3号君の外観でも紹介しましょう。

いつの間にかシールが増えてますねぇ。
これは某Shopの社長のご厚意で頂いたシールです。
とある掲示板で、「下さい。」って発言したら送ってくれました。
感謝、感謝。結構気に入ってます。
Powerd by ○○○○」
だともっと良かったですねぇ。
FDDの下にタレ○ンダのシールもあります
相変わらず危険な香り漂う後ろ姿です。(^^;
FANのコネクタが不細工ですねぇ。
そのうち何とかしましょう、そのうち・・・
こちらにもタレ○ンダのシールがあります。
因みに、こちらのは後ろ向きのしーるです。
(ちょっと芸が細かかったかな。)

 

ついでのついでにもう一個ご紹介。

かつて“PC AirConditioner”なる商品を購入したことがあります。Extra FANを付けるスペースの無かったAT-MTでは重宝していたんですが、なんとも貧弱なFANでして。神経を集中させないと排気(あるいは吸気)していることが解らないほどでした。なもんで、FANだけ外しておいたんですが、今回そのFANを使って小細工を。
5"ベイの蓋に丸く二つの穴を開けて、そこのFANを接着しました。“HDD Cooler”とか“5インチベイCooler”みたいな商品と同等のものを廃品で作ってみたわけです。
彼は日の目を見ることが有るんでしょうか?
(その後、こいつをHeart 5号君に取り付けてみました。“グルグル目玉”みたいです。排気の量は確実に増えました。きっと効果があるんでしょう。)

 

完!

 

今回の改造で吸気不足がどれだけ改善されているかは時間が経たないとわからないですねぇ。
結論は先延ばしにした方が良いこともありますし。
だが、
“スーパー エキゾチッククーリング システム” (訳:とってもすごい冷却機構)
は健在なのであった。のわはははははははははははははははははははは。

最近ちとギャグが不足気味かなぁ・・・

 

ご意見、ご感想等をお待ち申し上げております。

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