とある穏やかな(くそ暑くなる前)夏の夜、(7月の中旬)
「もう仕事なんかヤメじゃいっ!」
ってことで、キタクンとNetサーフィン。
色んなShopのWeb Pageを眺めながら
「あーでもない」
「こーでもない」
と取り留めのないシアワセな時間を過ごしておりました。
ふとキタクンのマシンを見やると、やけに格好イイCD-ROM Driveが装着されております。
趙雲子龍 「あれどーしたん?」
キタクン 「あっ、これですか? 安かったんで買ったんですよ。」
趙雲子龍 「前のは?」
キタクン
「調子悪いって言ってたじゃないすか。」
趙雲子龍 「んだったね。で、いくら?」
キタクン 「えーっと、2○○0円です。」
趙雲子龍 「あぉっ、それはお安い。」
キタクン 「一日限りの特別価格でしたから。2ヶ買っちゃいました。」
ってことで、そのShopのPageへGo!
そのShopは私が買い物をしたことがないところ。
でも、キタクンは頻繁に利用しているらしい。
で、さっそくその日の特価品を見てみると・・・
あるある、凄く安いものやありがちな価格のモノ。また、安くても必要のないモノ等々。
うぉぅ、PC133 CL3の128MBが9,980円!!!!!!!!!
あっ、駄目だ。数量限定で既に売り切れ。
キタクン曰く
「この手のモノは直ぐに売り切れますね。
昨日はPC100 CL2の128MBがもう少し安く出てました。
僕が見たときには売り切れてましたけど。」
ま、世の中そんなものだろう。
なんとなく気落ちした趙雲子龍は至福の時間を終え家路につく。
帰宅してもなんとなく落ち着かない趙雲子龍は再び先ほどのShopのPageを開く。
う〜む、どう見ても“売り切れ終了”だよなぁ。
でも惜しいなぁ。相場の2/3程度の価格だよなぁ。
(特にメモリが必要な訳じゃないけど)やっぱ惜しいことしたよなぁ。
ふと、「このShopの通常価格はいくらなんだろ?」
と思い、特価品ではなく通常品のPageを開いてみる。
「え゛っ!!!!!」
なななんと一万円台半ばの通常価格品と並んで9,980円のモノが並んでいる。
う゛〜、これはgetするしかあるまい。(特にメモリが必要な訳じゃないけど)
ほぼ脊髄反射的に注文ボタンを押している趙雲子龍。
「きっとこっちのPageを更新し忘れているだけだろうなぁ〜。明日になったら
『申し訳ありません。ご注文の品は売り切れです。』
みたいなメールがくるんだろうなぁ。まぁ、それでもいいか。イイ夢見たな。」
などと、ほぼ諦めておりました。
だが、しかし、But, Although,
However, ちゃんと注文が通ってしまいました。
あの特別価格品の売り切れ表示はなんだったんだろう???
ま、いいや。
と、ひょんなことからPC133
CL3の128MBメモリを手に入れていまいました。
非常に得をした気分。
程なく商品が到着。初めてのShopだったので代引きで。
PC133とは言えCL3ですから性能的には期待しておりませんでした。
133のCL3より100のCL2の方がタイミング的にはキツイと言うのを伺っておりましたし。
でも、まぁ、動作チェックはしなければなりません。
初期不良でしたら早速返品しなければなりませんし。
“取り敢えず”って感じで、気乗りせず動作チェックを開始〜
今回もいつものお二人に登場して頂きます。
隊長: Cod Long (コッド ロング) さん
オペレーター: Hamil Tonian (ハミル トニアン) さん
(そろそろ新キャラとかリクエストされているのですが・・・
趙雲子龍は才能の限界を感じておりますです。)
隊長 [Cod Long] |
今回は軽〜く動作Checkだけで終わりだろ。 面倒だからサクサク終わらせてしまおう。 では、まず現状を報告せよ。 |
オペレーター [Hamil Tonian] |
現状は、FSB:155MHzです。 |
隊長 | なにぃ? 164 MHzではないのかっ! Coppermine 550Eを弄くるのだ!で 「FSB 164 MHzの823 MHz」とか言っておったぞ。 |
オペレーター | いや、あの、でもぉ・・・ 季節は夏でして、 |
隊長 | それがどうした。 下らない言い訳はいらんっ! |
オペレーター | 済みません。 あ、あの、夏に向かいまして室温が上昇し、FSB 164 MHzでは不安定に・・・ |
隊長 | けっ! 軟弱野郎めが。 やーい、やーい、弱虫ぃ。 |
オペレーター | そんなこと言われてもなぁ。CPUに向かって言っているのかなぁ??? はぁ。 で、いかが致しましょう。 |
隊長 | ぺっ! 何故そんなくだらね〜こと聞きゃぁあがるんでぃ! 電源落として、メモリ差し替えて、初期不良Checkして終わりじゃねーか。 さっさとやりゃーがれ! |
オペレーター | えぇっ? このままですか? |
隊長 | しゃーらっぷっ! ウザイなぁ、おめぇったらよう。 言われたことをさっさとしやーがれ。 ただのCheckだっていってんだろーがよ。 |
オペレーター | は、はい。 では、 かちゃかちゃかちゃ 作業終了です。 |
隊長 | へーへぇ、さっさと電源ONだよ。 ぽちっとな。 |
オペレーター | かなり手抜きだ。ほんとにやる気無いな。 BIOS上がりました。 その後も全く問題ありません。初期不良は無いようです。 FSB 155 MHzの775 MHzで正常動作しております。RC5-64もO.K.です。 |
隊長 | えっ? 155 MHzぅ??? |
オペレーター | ですよ。まんまやりましたから。 |
隊長 | あ・・・・・そぅ。 やるもんだね。 そいつってノーブラだろ? |
オペレーター | ですよ。 よく見てませんでしたが“NPC”とかってChipだと思います。 |
隊長 | しゃーねーなぁ。 ここまで動かれたんじゃぁ、実験を続行するしかねーだろ。 よーし、ではFSBを160MHzだっ! 細心の注意を払って電源投入だっ。ぽちっとな。 |
オペレーター | すこしやる気出したみたい。 BIOS上がりました。 WinもO.K.です。 HDBENCH通ります。 ノープロブレムです。 |
隊長 | おぅ、おぅ、おぅ、おぅ、おぅ、おぅ、おぅ、おぅ! やってくれるじゃねーか、この安物。 当たりを引いたか。 ではFSBを164MHzにUpだ。ぽちっとな。 |
オペレーター | 前回までの最高値ですね。 BIOS上がりました。 WinもO.K.です。 HDBENCH通ります。 驚くことにノープロブレムです。 |
隊長 | おーし、おーし、おーし、おーし、おーし。 んではFSB 165 MHzだ。新記録狙いだぁぁぁぁぁぁ。 さらに細心の注意を払って電源投入だっ。ぽちっとな。 |
オペレーター | BIOS上がりました。 WinもO.K.です。 HDBENCH通ります。 やりました、やりました、ノープロブレムです。 |
隊長 | のわはははははははははははははは 私の力を思い知ったか。 |
オペレーター | いや、別に、あんたの力ぢゃないんだけど・・・ おめでとう御座います。 とうとうやりましたね。 |
隊長 | よし、次だ。 |
オペレーター | へ。(?_?) |
隊長 | FSB 170 MHzにセットしろ。 さらにさらに細心の注意を払って電源投入だっ。 ぽちっとなぁぁぁぁ。 |
オペレーター | うげっ。なんだか気持ちわりぃ。 BIOS上がりました。(すっごくプルプルしてますが。) WinもO.K.です。 あっ! |
隊長 | なんだ、なんだ。 何が起こったんだ。早く報告しろ。 |
オペレーター | 起動はします。で、動いているんですが・・・ なにかしようとするとFreezします。 |
隊長 | なんじゃそりゃ??? |
オペレーター | えと、つまり、Winが起動してぇ、RC5-64は動いているんですがぁ、 さらに何かしようとするととたんにハングするんです。 |
隊長 | うーむ、起動後にそーっとしておいてRC5-64専用にすれば良いのか? |
オペレーター | はぁ、おそらく。 |
隊長 | それって意味ねーじゃん。 |
オペレーター | はい。 でもRC5-64が動けば・・・ |
隊長 | アホ、アホ、アホ、アホ、アホ! もう良い。165 MHzにしとけっ! |
オペレーター | ま、無難なところね。 はぁ、了解。 |
ふぅ、と言うわけで常用不可ですがFSB170MHzの850 MHzまで動いちゃいました。
Coppermine 550Eを弄くるのだ!のFSB 164 MHzの場合、限界がCPU以外にありそうな
手応えだったんですが、メモリだったんですねぇ。VGAかと思っていました。
怒濤のPC組立6連ちゃんの時は“FSB 138MHz × 5 = 690MHz” まで、
Coppermine 500Eを弄くるのだ!の時は“FSB 155MHz × 5 = 775MHz” まで、
Coppermine 550Eを弄くるのだ!のお尻の方の付録で“FSB 164MHz × 5 = 820MHz” まで、
やる度に“限界か”と思っていましたが、とうとう“FSB 170MHz × 5 = 850MHz” 。
常用可能なところでは“FSB
165MHz × 5 = 825MHz”
まで来ました。
しかもVcore=1.55
V, VIO=3.40 Vです。もう少し余裕がありますね。
効果があるかどうかは定かではありませんが・・・
Coppermine 500Eにて使用していたALPHA PAL6035をDuronに流用するため、シンク
& FANを交換しました。
某Shop (私は利用したことはありませんが、みっちーが使ってたなぁ。) のWeb
Pageで「良く冷える」と賞賛していた
AQUA600を利用してみます。
Shin's徒然ページの“しんさま”も一度FC-PGA with 変換板でご使用になっておられたようで。「あまり冷えない」との
ことでした。まぁ、見た目も良くないのですが。
かなり前に、「ホントに冷えるのか?」と近所のShopで安く売っていたので購入してみたものです。
一度軽く試したことはあったのですが、その時の結果は
“まぁ、リテール並ね”って感じ。
今回改めてテスト。
前回は標準状態のまま装着しての結果だったのですが、BX6SEのUSDMでの計測結果がマシン内部28℃でCPUが45℃。
(マシン内部温度が低いですねぇ。いつの結果でしょう。かなり前ですね。)
その差は17℃でした。因みに、Pentium 120 MHzで使用していたWinDyが28℃で59℃。まぁWinDyよりはだいぶ良い。
「こんなんじゃ使い物にならないじゃん。」
ってことで御蔵入りしていたものです。
でも、まぁ、もう一度試してやろうじゃん、ってことで。
早速取り付けてみると、、、、
な・な・なんと・・・
標準状態で取り付けると“Socketうんちゃら”と書いてある部分に底部が当たって、シンクが浮いていた。
うげっ、俺ってアホやん。
正常に取り付けるには90℃回転させてやる必要がありました。
「よくあの状態で17℃差まで冷えていたなぁ。もしかするとなかなかヤル男なのかもしれない。」
と若干の期待を胸に作業を続ける。
で、こんな感じに仕上がりました。
ついでに風が逃げないように得意のボール紙細工。 細工と言うほどのものでも無いのですが・・・ |
この状態で計測。シンクはコアにちゃんと当たっているし。かなり良くなるかな〜。
で、結果はマシン内部30℃でCPUが40℃。
おぅおぅ、かなりイイじゃん。直前のALPHA PAL6035での結果が30℃で37℃だったから、かなりALPHAに近い。
ALPHAの7℃差がAQUA600で10℃差。いい感じじゃん。
これで気をよくした趙雲子龍、さらなるrevise!
どう見てもFANがショボイ。きっと風量不足だろう、ということでツインFAN仕様に挑戦。
#実はDual Celeronマシンに用いようかと思い、二つ購入していたのだった。
んでもって、計測。結果はマシン内部30℃でCPUが38〜39℃。
1〜2℃は改善された模様。
まぁ、良くなったのだから・・・
でも1〜2℃かぁ、そんなもんだよなぁ。ALPHAを越える訳無いか。
ALPHAに迫っただけでヨシとしよう。
#Dual FANにする必要はないかも・・・
ますますCoppermine 500EMHzを選択したのが間違っていたのでは、と言う思いにかられます。
こんなにFSB上げることになるとは・・・
いや、確かに上げる必要はないんですよね。(^^;;;;
夏本番。その後のさらなる室温上昇に伴いFSB 165 MHzでは「信長」中にハングするようになりました。
どうも音源をフックする時に失敗するようです。で、160 MHzまで落として常用。問題なし。
落としたと言っても60%増しですからねぇ・・・・
ご意見、ご感想等をお待ち申し上げております。
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