久しぶりのNew Machineなのである。
いや、これまで何もしてこなかったわけではない。
不具合の出たMachineのPartsを交換したり、748-A with 2400+とかGA-7VRX with 2200+とか861-CS with 2200+とかも組んだりした。
はたまた、偶然立ち寄ったShopでレジ脇に積まれていたDVD±RWを衝動買いしてしまい、自宅と職場の両方になければ意味がないともう一台同様なものを購入したり。それなりにやることはやっていたりする。
つまり、正確に言えば、久しぶりの新記事なのである。
何故か?
上記の作業が記事に値しない程度の軽微なものであることに疑いの余地はない。しかし、そんなことを言い出したら、このSiteの全ての記事が当てはまってしまうだろう。
趙雲子龍がSite運営に飽いてしまったのか。その傾向はある。が、それは原因というよりも、他の要因により醸し出された生成物と言った方が正しいのかもしれない。
忙しいからなのか。それはある。大馬鹿小泉のおかげで、不況は底無しに落ち込むばかり。忙しくなっても実入りは減る様な最悪の経済状態は変化の兆しさえ見えない。あんな能無し・脳無しを支持し続けるような愚かな輩の多いこの国に生まれてしまったのとを神に呪う以外のことなどできはしない。こんな状態で、時間的余裕も精神的余裕も持ちようがないのは、悲しいかな事実である。
魅力的な製品が適正な価格で売られていないからなのか。なんと言ってもこれが最大の要因であろう。「適正な価格」というのが最重要であることは議論を待たないが、「魅力的な製品」というのも見逃せない。趙雲子龍の場合、基準はRC5にある。3D Gameなんて全然やらない。ゆえに、CPUが問題の全てなのだ。かつ、“常時”というのがミソなのである。となると、昨今の高発熱CPUは有り難くない。2200+にしても、2400+にしても、Over Clockしようという気力さえ湧かない。熱すぎるのだ。もうOCはπ焼き職人さん方にお任せしよう。ニガウリ〜ズには不向きなのだ。
因みに、「ぺんよん」とか「VIA」とかのCPUはRC5的に完璧に論外であることを、老婆心ながら、ここに確認しておく。
とはいえ、やはり内なる欲求というものは消えてなくなったりしないものらしい。様々な要因により押さえつけられてはいても、地中のマグマのように熱く燃えたぎっているものなのである。偶には吹き出させてやらなければならないものらしい。
っつぅことで、久しぶりのNew Machineなのである。
しかも、64 bitなのである。
いわゆる“パソコン”は8
bitだったのである。(PC-8001とかPC-8801とか) それが16 bitとなり(PC-9801とか)、さらには、現在主流の32 bitになった。
(正確な言い方をすれば「いわゆる“パソコン”に搭載されているCPUは・・・」となるが。)
32 bitになってからが長かったような気がする。実際の年月・時間などはどーでもいーのだ。私の主観が全てなのだ。
「PCに64 bit CPUは必要なのか?」
という議論もある。が、結論を言おう、必要なのだ。
何故か?
それは、そこに64 bit CPUが適度な価格で存在しているから。
これ以外のどんな理由が必要だというのであろう。パソコンなんてそんな程度のものなのだ。
閑話休題。
ある日のこと、
例によって例の如く、出張のついでに (どっちがついでやねん) アキバを散策する一騎当千・万夫不当の趙雲子龍の姿がありました。
その三ヶ月前にも同様な姿があったのですが、様々な事情により、全く何のPartsも購入せずに帰還したのでした。そのRevengeの意味からも、今回は手ぶらでの帰還はあり得べからざることでございました。
「前回と比較して、予想していたほどの価格の低下がないなぁ。困ったなぁ。でも買わざるを得ないだろうなぁ。
っつぅことで、CPUとM/BとVGAを買ってかえりましょ。
うひうひうひひひひぃぃぃ。」
と、いつものように意味不明な脳内独り会議を開催している将軍でありました。
そう、今回将軍の欲しているものはAMD Athlon64 3000+(CPU) とECS 755-A2 (M/B) そして DDR-SDRAM、さらにはRadeon 9200SE(VGA)三種ならぬ四種の神器でございます。M/Bは最後までPhoton KV1とどちらにしようか悩んでおりましたが、結局値段には勝てなかったようでございます。
基本的には、ただ単に組み立てるだけですから、さっさとやっちまいましょう。
ロング: なんだこりゃ。今時ジュラシック・パークのフィギュァか?
トニアン:
違いますよぉ。VGA Cardですよ。
ロング:
最悪の趣味だと思うがなぁ。
トニアン:
きっとゲーマーの心を捉えて離さないんでしょう、この手のデザインが。
ロング: ホントか?
信じられんな。
トニアン:
ま、どうもイイでしょ。
ロング:
そりゃそーだ。それにしても、写真がでかくない?
トニアン: ですね。
ロング:
こりゃまたショボイな。
トニアン: Card全体ですか?
ヒート・シンクですか? それとも写真ですか?
ロング:
ま、それら全部だ。
トニアン:
安いですからね。「Radeon 9200系でDVIの付いた最安値」ってコンセプトでしたから。
ロング:
相変わらずだなぁ。
トニアン: です。が、FANレスですから、騒音的には有利かと。
ロング:
こんなシンクでまともに冷えるのか?
トニアン: さぁ?
ロング: おぃおぃ
ロング:
これが今回のM/Bか。
トニアン: です。
ロング:
結局安物に落ち着いたんだな。
トニアン: 最後まで“Photon
KV1”と迷ってましたけどね。
ロング:
ふ〜ん。どーして?
トニアン: Cable等の付属物が充実しているんですよ、KV1は。
ロング:
困った奴だなぁ。しょーもない理由で悩むなよ。
トニアン:
ですが、最終的には価格の絶対値で決めたようです。
ロング:
そーゆー奴だ。
ロング:
また紫か。別にどーでもいいんだけどね、見えないから。
トニアン:
ですね。先日組んだ748-Aとイメージがそっくりです。
ロング: AGP SLOTは黄色というか橙色というか山吹色というか・・・
トニアン:
あまりお気になさらずとも。
ロング: NorthのHeat Sinkもショボイし。
トニアン: VIAじゃないのも気に入った理由の一つだそうです。
ロング: なんでだ?
トニアン:
意味はないそうです。
ロング:
あぁぁぁぁぁぁ・・・・・
ロング:
いきなり組んであるな。
トニアン:
あっ、ちょっとしたミスです。順番間違えました。
ロング: あぁ、このChassisね。
トニアン: CS-588の『パールホワイト』です。
ロング:
ま、いいんじゃないの。買い置きでしょ?
トニアン: です。
ロング:
なんで二枚もこんな写真が続くの? ねぇ、なんで?
おせーてくんない??
トニアン:
いえ、あの、ただ何となく・・・
ロング: ゴルァ!
貴様いっぺん死刑にしたろかっ!
トニアン:
あいや、お許しくださいませ。
ロング: Chassisの内部か。さっきの奴よりこれが先に来るべきだな。
トニアン:
お説ご尤もで御座いますです、はい。
ロング:
なにか違和感があるな。
トニアン:
電源は悪名高きエナマでございます。網タイツをはいてますね。
ロング:
付属してたんだろ、これ。
トニアン:
そうです。取り敢えず、ということで。
ロング:
この写真はいらないんじゃないの、他のものにもまして。
トニアン:
ええ、職場で使う予定ですし。一応、動作確認と言うことで。
ロング:
だから、写真はいらないでしょ!
トニアン:
次回から気をつけますです。
ロング:
まただよ。てめぇ、俺様をナメてんのか?
トニアン:
申し訳御座いません。そんなつもりは毛頭御座いませんです、はい。
ロング:
じゃ、なんだこのバラIVは?
トニアン:
これを使って初期不良のCheckを・・・
ロング:
だ・か・らっ、写真はいらないでしょ?
次回から気をつけるってさっき言ったばかりでしょ?
トニアン:
はい。次回と申しますのは、次の記事からということでして。
ロング: ・・・・・
ロング:
んじゃこの辺でぶわわわっっと行ってみようかの。
トニアン:
いえ、あの、盛り上がっていただくのは結構なのですが・・・
ロング:
なんだよぉ、文句あんのかよぉ。
トニアン:
あの、その、なんと申しますか、えとですね・・・
ロング:
はっきりしない奴だなぁ。はきはきせんかいっ!
トニアン:
はい。では、言ってしまいます。何事もなく、なんの問題もなく、Installは完了しました。
ロング: えっ???
トニアン:
ですから、作業は終了しました。
ロング:
なによ、それ。
トニアン:
はぁ。と申されましても。
ロング:
なんだ、なんだ、なんだ、なんだってんだよ。ナニが起きたのだ。
トニアン:
ですから、なにも起こらなかったのです。
ロング:
所謂「つまらない」って奴?
トニアン: 御意。
ロング:
あっそ。じゃ、やめ。撤収〜
トニアン: えぇぇぇぇ???
ロング:
ハミルちゃんよぉ、なんだか知らないけど、オマヌ管理人が真剣なフリをして考えてるじゃねぇか。なんだっつぅんだ?
トニアン:
例によって例のごとく、色々悩んだ挙げ句にですね、今回のNew
Machineを“おうちマシン”にすることにしたらしいんです。
ロング: ほぉほぉ、で?
トニアン:
となると、問題は騒音であろう、と。
ロング:
そりゃそうだわな。CS-588は決して静かなChassisじゃないからな。CPU
CoolerはRetailだし。
トニアン:
はい。そこで、所謂ところの“静音Parts”って奴を使おうかと。
ロング: あのChassisに貼りまくる奴か?
トニアン:
そうです、そうです。「ダイポルなんとか」とか「ゼトロ云々」とか「ソルボどうのこうの」とかって奴ですね。
ロング:
これまでも使ってるよな、その手の奴は。
トニアン:
そうなんですね。で、それなりに『防振』効果は得られている、と。
ロング:
まぁ、共振を防ぐのは、共振している部分さえ判っているなら、比較的簡単だよな。
トニアン:
仰るとおりで御座います。
ロング:
なんでもいいから“重り”をくっつけて共振周波数をずらすとか、きっちりネジ止めするってことで済むからな。
トニアン: 御意。
ロング:
じゃ、問題はなに?
トニアン:
防振ではなくて、防音がしたいわけですね。
ロング:
なるほどねぇ。そりゃちと面倒だな。
トニアン: 御意。
ロング:
基本的には「窓や雨戸をきっちり閉める」って方向性だよな。言い換えれば「隙間なく」がコンセプトだ。
トニアン: 御意。
ロング:
ところが、上記の製品群の能書きには「共振をずらす」効果しか得られないような使い方しかかいてないものなぁ。
トニアン: 御明察。
ロング:
防音のためには、枚数もたくさん必要だしな。高くつくじゃん。あっ、だから考え込んでるっつぅわけか、吝嗇管理人が。
トニアン: 御意。
ロング:
で、どーすんのよ?
トニアン: 【\100 Shop】です。
ロング: はぁ???
トニアン: 所謂「\100均」ってやつですね。
ロング: あぁぁぁぁぁ (x_x)
トニアン:
どうかなさいましたか?
ロング:
いや、別に。いつものことだな。
トニアン: 御意。
ロング:
なんでそんなことを思いついたのよ?
トニアン:
「白い吸音材」という名の商品をご存じですか?
ロング:
知っておるぞ。あれはポリエステル製の薄いスポンジと言うか不織布っぽい製品だな。
トニアン:
まさにその通りで御座います。
ロング:
それがどうかしたのか? 第一、あんなものが効果あるのか?
トニアン:
効果のほどは知りませんが、妙に「換気扇用フィルタ」に酷似していると思いませんか?
ロング:
まぁなぁ。フィルタはPET、つまりポリエチレンテレフタレートを使っているのが多いが、似たようなものだな。
トニアン:
そうです、そこがミソなのです。似ている上に、元々効果のほどはナニである、と。とすれば、「安いのでいいんじゃないの?」となるわけです。
ロング:
そうなのかなぁ。ちょっと違うような気がするけどなぁ。
トニアン:
ちょっとしか違わないし、気のせいかもしれないでしょ?
ロング:
そうなのかなぁ。
トニアン:
まぁ、と言うことで、【\100 Shop】が大きくクローズアップされたわけです。
ロング:
吝嗇管理人らしいといえば、らしいな。
トニアン:
で、どうせなら全てを【\100 Shop】で済ませてしまおう、と。
ロング: 済むのか? 本当にそうなのか???
トニアン:
まぁ、先へ進みましょう。
ロング:
あまり気が進まないけどなぁ・・・
ロング: なんだこれは? もしかして床に敷くアレか?
トニアン:
えぇ、大正解です。実質二枚から四つのPartsにして貼り付けてます。
ロング:
効果あるのかなぁ。向かって右上にある斜めの切り欠きはなんだ?
トニアン: このChassisはこの部分に筋交いっぽい補強が入ってるんですよ。それを避けました。
ロング:
ここから音が漏れるな。
トニアン:
致し方ないですね。
ロング:
で、この床材をどの様に止めているのだ? 両面テープか?
トニアン: 御明察っ!
ロング: 反対側の側面か。
トニアン: はい。
ロング: M/Bの裏側はChassis本体側に貼り付けたか。ま、その方が楽だな。
トニアン:
はい。側板は嵌めるときにずらす必要がありますので、その分のクリアランスをとらないといけませんから。
ロング:
だが、熱的に苦しそうだなぁ。
トニアン:
その点は悩みですねぇ。しかし、それは【\100
Shop】とはIndependentですよね。
ロング:
そりゃそーだ。
ロング: 底面か。
トニアン: です。
ロング: 必要あるのか? さほど効果は見込めないだろう。
トニアン:
かもしれません。
ロング:
じゃ、どーしてこんなことをした? しかも、半端だし。
トニアン:
端切れがそれっぽく余ったので・・・
ロング:
あぁぁぁぁぁぁ・・・・・
ロング: なんじゃこの花柄は?
トニアン:
天板部分には余裕が御座いませんで、換気扇用のフィルタを流用しました。
ロング:
あぁ、「白い吸音材」と似ているからな。
トニアン:
ってことですね。一応“二重”にしてあります。
ロング:
気持ちの問題か。
トニアン: このChassisは、元々天板部分に鉄板が二重にありますので。
ロング:
他の面よりはマシってことか。
トニアン: そうです。
ロング: Frontも花柄だ。
トニアン:
フィルタですから。
ロング:
さぁて、で、効果のほどは?
トニアン: はぁ。
ロング:
なんだ、元気がないな。どうした?
トニアン:
結論から申しますと・・・
ロング:
はよういわんかいっ!
トニアン:
はい。「開口部から音が出まくり。」ってことです。
ロング:
のわははははははははははははははは!!!! マヌケめがっ!
トニアン:
そんなに笑わなくてもいいじゃないですか。
ロング:
ま、くよくよするな。手間は掛かっても、金は掛かってないからな。
トニアン:
そうなんです。それだけが慰めです。
ロング:
ところで、熱の方はどうなのだ?
トニアン:
よく判らないんです。755-A2にはモニタ・ソフトが見あたりませんので。
ロング: ふ〜ん。
トニアン:
偶に落ちるんですよ。で、再起動直後にBIOSを見ると、CPUが30℃でM/Bが28℃とかって表示なんです。
ロング:
妙に低いじゃないか。
トニアン:
そーなんですよ。でも、落ちたりするんです。
ロング: 面妖だな。
トニアン:
直上の写真を御覧になれば判りますように、kanieのファン・コンでFrontおよびRearのFAN回転数を絞っているんです。
ロング: ふむ
トニアン: FAN回転数を最大にすれば、落ちにくいような感じはするのですが、BIOSで見る限り、温度に変化はないのです。
ロング:
第一、うるさいしなぁ。ならば、床材を全部剥がして、FAN回転数を落とした方が静かだな。
トニアン: えぇ・・・
ロング: 無駄骨?
トニアン:
そんなぁ・・・
ロング: (w
んではここいらで構成表なぞを。
CPU | AMD Athlon64 3000+ | 2.0 GHz |
M/B | ECS 755-A2 | SiS755 |
Memory | 512 MB | DDR-SDRAM 512MB |
FDD | MITSUMI 359M3 | 3.5" |
HDD | Seagate ST3120026AS Maxtor 6E040L0 |
Serial ATA 120
GB Ultra DMA/133 40 GB |
DVD±RW | NEC ND-1300A | ATAPI |
Video | ECS RADEON 9200SE | 64 MB DDR |
Sound | on Board | |
NIC | on Board | |
Chassis | ENERMAX CS-588 PRO | 5"×2, 3.5"×1, shadow 3.5×3 |
肝心の(?)RC5 client実行速度ですが、v2.9007.486b にて「7.5
Mkeys/sec」程度です。
同じ周波数のAthlonXP 2400+ですと、同じくv2.9007.486b にて「6.4
Mkeys/sec」ですので、それなりの向上かと。
release candidateですが、v2.9007.489b にしてみましたら「8
Mkeys/sec」となりました。
ClientおよびOSが最適化(64 bitへの対応?)されますと、さらなる向上が望めるかと思います、はい。
現状でのコスト・パフォーマンスはAthlonXP 2400+に劣ってしまいますが。(x_x)
でも、いいや。
なにもなかったけど、完成!
やっとAthlon64を手に入れました。調子に乗って余計なことまでしてしまいましたが・・・
遠くない将来、おうちマシンの入れ替え、或いはChassisの交換が必須カモ。
長いこと待った割にはAthlon64の価格が落ちませんでした。メモリは上がってるし。
Chassisの静音化は大失敗ですかね。
これで暫くやることがなくなったなぁ。
ご意見、ご感想等をお待ち申し上げております。
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||